絵本

『世界は気になることばかり』—平易で控えめ、素朴な詩集

平易な単語で、含蓄がありそうでない言葉、含蓄のある言葉、深い意味はなくてもそんな言葉の使い方・状況が有り得たのかと少し嬉しくなるフレーズが、控えめに綴られています。それだけ。 強いて言うなら最果タヒに近いのかもしれない。あの自己主張と自意識…

『けん玉学―起源から技の種類・世界のけん玉まで』—けん玉の薄いバイブル

薄い本です(56ページ)。子ども向けの本でもあります。ですが、けん玉の歴史・現在・技についての情報がみっちり詰まっています。最初の一冊はこれで決まりではないでしょうか。 けん玉の歴史 (多分)もっとも古い例として、16世紀頃のフランスでは、ビル…