『ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち』
リチャード・パワーズ、ポール・オースター、カズオ・イシグロ、レベッカ・ブラウン、スチュアート・ダイベック、T・R・ピアソン、シリ・ハストヴェット(オースター夫人)、アート・スピーゲルマン(ピュリツァー賞を受賞した漫画家)の8人と村上春樹へのインタビューをまとめた本です。こんな豪華な本が実現した経緯については、ほぼ日刊イトイ新聞 -担当編集者は知っている。に載っています。
内容自体は割と普通なのですが、作家ひとりにつき15分前後の英語音声(と和訳)がついていて、英語の勉強に使えます。アナウンサーのような、喋ることがお仕事の方の声ではないので、多少聴き取りづらくはあるのですが、だからこそリスニングの勉強になる。
Wikipediaに記事(ナイン・インタビューズ 柴田元幸と9人の作家たち - Wikipedia)があるくらい有名なので、今更付け加えることなど、リチャード・パワーズの喋り方が恰好良いということくらいです。笑い声混じりのセリフが特にハンサム。一聴の価値ありです。